「ミドルシニア/シニア層の非正規就労者実態調査」を発表
≪ミヤコンジョブ厳選情報≫
今後益々シニア層の雇用が加速していく中で、
採用の在り方における方針、舵取りが重要になります。
その中で実態調査結果をお送り致します。
マイナビのプレスリリース(2019.07.30)
~正規雇用を希望する割合は15.5%で、現職場の勤務継続意向が高い結果に~
現在非正規雇用(パート・アルバイト/派遣社員/契約社員)の就労者を対象とした、
「ミドルシニア/シニア層の非正規就労者実態調査」を発表しました。
調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。
(有効回答数:1,735名) ※本調査では40代~70代を「ミドルシニア/シニア層」として調査を実施。
【TOPICS】
・非正規雇用として働くミドルシニア/シニア層が、 正規雇用を希望する割合は15.5%。 【図1】
・40代から60代の就労目的のトップは「生活費のため」、 70代は「健康維持のため」。 【図2】
・現職場での勤務継続意欲は7割を超える高い結果に。 【図3】
【調査概要】
現在、非正規として働くミドルシニア/シニア層で、
正規雇用を希望する割合は15.5%と低い結果に。
雇用形態別にみると、契約社員が31.7%、 派遣社員が26.4%で、パート・アルバイトの11.2%よりも高く、
年代性別で見ると、40代の男性が46.2%で約半数が正規雇用を希望する結果となった。
また、就労目的について聞くと、40代と50代は上位3項目とも同じ結果で、
「生活費のため」「自由に使える小遣い稼ぎ」「貯金をするため」とお金に関する項目が並んだ。
一方、60代と70代では「健康維持のため」が上位にランクインした。
現在働いている職場の勤務継続意向は全体で76.0%と高い結果になった。
そのうち、現職場に充実感を感じている人は92.8%おり、
ミドルシニア/シニア層は現職場での勤務継続意向が高いことがうかがえる。
なお、退職検討理由で最も多かったのは、「時給関連の不満」だった。
【図1】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の就労実態について
【図2】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の就労目的について(複数回答)
【図3】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の現職の継続意向と退職検討理由について(複数回答)