人事担当者アンケート 6割が終身雇用制減少を予想 新卒採用は通年が主流に
≪ミヤコンジョブ厳選情報≫
トヨタ自動車の豊田章男社長も言及していました。
企業の選択が分かれるのと同時に、個人としての人生設計にも大きな影響を与え、
令和時代の仕事の在り方を考えさせられる調査結果です。
株式会社日経HRのプレスリリース(2019.07.23)
人事業務経験者向けに終身雇用制度や新卒一括採用の今後に関するアンケートを実施。
大手企業や経済団体トップが終身雇用制維持の難しさや、新卒一括採用の弊害に言及していますが、
人事業務の現場ではどう予想されているのかを調査。
【終身雇用制度の今後について】回答数:122
「新たな雇用制度が主流となり、終身雇用制は減少していくだろう」と
「終身雇用制は早晩なくなる」の合計は、61.5%にも上りました。
一方「終身雇用制は今後も維持される」はわずか6.6%で、
大手企業、経済団体トップのコメントを裏付ける結果となりました。
【新卒一括採用について】回答数:119
もっとも多かった回答は、「新卒通年採用が主流となる」で29.4%を占めました。
「新卒でも能力に応じて給与体系などに差をつけた職種別採用が主流となる」
「「新卒」「中途」という概念がなくなる」もそれぞれ25%を超える回答となった、
一方「今後も新卒一括採用が主流となる」との意見は18.5%と2割を切り、
新卒採用のスタイルにも変化の波が押し寄せていることをうかがわせる結果となりました。