技能実習生・留学生の94.0%“特定技能”制度に興味あり 現在、76.0%が「特定技能」対象14業種にて就業

≪ミヤコンジョブ厳選情報≫
昨今、外国人労働者の採用を強化している企業が増えております。

対象業種も益々増えていく可能性がある中で、
意識調査の結果を掲載します。

ディップのプレスリリース(2019.07.16)

「在日外国人の就業実態」のアンケート調査を実施しました。
在留資格「技能実習」「留学」を持つ、 日本での就業者を対象としての調査です。

■調査結果サマリ
1. 76.0%の在日外国人、 「特定技能」制度対象14業種が現在の就業先
2. 94.0%の在日外国人が在留資格制度「特定技能」に興味、 留学生の80.0%は「日本での就職・進学」を希望
3. 日本で働いてみて困ったこと1位「就業時間が長かった」約3割

「在日外国人の就業実態調査」: https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=349

■調査結果からわかる採用企業側の採用力強化ポイント
 在日外国人の「日本で働く目的・理由」、
「実際に日本で働いてよかったこと」ともに1位に「自国より年収が高い」が挙げられ、
年収を含む多数の項目で、「日本で働く目的・理由」よりも、
「実際に働いてよかった」と感じている割合が上回る結果となっています。

当初は目的・理由としていなかったことでも日本で働いてみて、
様々な場面でよかったと感じているようです。
 

 一方で、 唯一「最先端の技術を学べる」という項目のみ、
「実際に働いてよかった」と答えた割合が下回っており、
当初期待した結果が得られなかった項目もありました。

 今後、さらなる外国人労働者が増えることが見込まれるなか、
日本での就業メリットの訴求はポイントになるでしょう。

 受け入れる企業では外国人が日本で働く目的・理由など把握し希望に沿っていくことで、
満足度向上、 定着につなげられそうです。

■調査結果概要
1. 76.0%の在日外国人、 「特定技能」制度対象14業種が現在の就業先
Q.現在の職業または業種としてあてはまるものをお選びください。   n=150

2. 94.0%の在日外国人が在留資格制度「特定技能」に興味、
 留学生の80.0%は「日本での就職・進学」を希望
Q.現在の職業または業種としてあてはまるものをお選びください。   n=150
Q.あなたの現在の教育課程が修了した後の進路希望をお教えください。  n=105(在留資格「留学」のみ)

3. 日本で働いてみて困ったこと1位「就業時間が長かった」約3割
Q.あなたが日本で働いて困ったこと・思っていたより
 不満だったこととしてあてはまるものをすべてお選びください。
 また、 そのなかで最もあてはまるものを1つお選びください。  n=150

その他、 調査の詳細は下記URLにて公開しています。
「在日外国人の就業実態調査」: https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=349

■在留資格「技能実習」「特定技能」の制度について
「技能実習」は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、
技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、
開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。

「特定技能」は、深刻化する人手不足に対応するため、
生産性向上や国内人材の確保のための取組を行っても
なお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、
一定の専門性・技能を有する外国人材を受け入れる制度です。